学校ブログ

キャリア講話の価値

2020年11月17日 12時12分

 今回のキャリア講話でお招きした講師の皆様は15名、毎回2学年の保護者の皆様を中心に呼びかけてお願いしております。思春期の中学生は、保護者の存在を疎ましく感じるのが特徴ですが、誇らしく感じている部分もあるのが一面です。だからこそ保護者の皆様にご協力いただくのは大変価値があります。PTA活動を精選している本校では、中学生の実態を保護者の皆様が見る機会は限定されています。2年生の時期は特に葛藤が起きているころで、成長のために殻を破ろうと努力する様子に触れられることは、貴重な機会であり、また生徒たちへの何よりの支援になるのです。男女比や行動特性に特徴がある2年生の皆さんには、学校だけでなく保護者・地域の皆様の支援が必要なのです。講師の皆様、本当にありがとうございました。
 冒頭の校長あいさつで、生徒たちに呼びかけました。「2年生は右肩上がりで成長していると、内外に伝えているところです。入学したての皆さんは、私があいさつをしても無視して通り過ぎる傾向が強かったり、落ち葉掃き清掃に一日2人しか来なかったり、正直な話、心をどうやって育てようか、先生方とよく話し合っていました。現在、あいさつを返してくる者が格段に増え、落ち葉掃き清掃に今日もたくさんの生徒が参加しています。生徒会役員選挙での立派な演説、各委員会での活動、部活動での活躍など成長ぶりがまぶしいものがあります。コロナ禍で失われたものに言及しても仕方ない、今できる体験を大切に、やってみなければわからないことが多い学校生活、将来に生かせるよう今日のキャリア講話のお話をよく聴き、質問して自分の糧としてください。」