学校ブログ

施設を見直して活用

2020年5月29日 11時13分

 今回の身体的距離の確保について、各教室、特別教室の活用方法について確認してきました。本校は施設に恵まれているため、教職員で改装して新しい用途に使用できるように見直すことを試行していきます。
 当初の分散登校は、複数学年が午前午後の時間差登校で、さらに1学級二分割の少人数で授業を行います。手厚い対応ですが、進度は1/2ですので、生活習慣を整えるのが主たる目的です。給食が始まれば、生徒の滞在時間が長くなるため、授業実施数を増やしていきます。とはいえ、学級を二分割すると進度効率は低下します。
 広い教室の利用を拡大することで、感染防止に配慮した上で、効率を高めていく予定です。例えば本校普通教室はホームベースという教室半分のスペースが一体型しています。学校薬剤師の協力で身体的距離を確認したところ、1mの距離をとると32名までは普通教室+ホームベースで一斉授業が可能です。その他数学科室+数学科準備室なども同様です。また、美術室の改装により、広い大きな机が40人分、1.4mの距離が取れるようになりました。多目的室は長机を使用して2クラス分の一斉授業を行う基準を満たしています。メディアセンターはPC室と図書室がもともと一体化した教室です。家庭科室も同様に、被服室・調理室の一体型です。工夫の余地がありそうです。
 横に並んだ二教室を使用して、真ん中の廊下の位置で教員が授業をしては、という乱暴な校長案は教職員から却下されましたが、一部は可能性を残します。
 保護者・地域の皆様からのアイデアを募集しますので、ご意見をお寄せください。