学校ブログ

がんばれ受験生!

2019年2月21日 14時44分

 明日2/22(金)は都立高校一次・分割前期学力検査(入試)です。多くの生徒が受検します。心からエールを送ります。先日、三年生の学年朝礼で少し時間をもらい、私の失敗談を交えて最後まであきらめないでほしい例えを伝えました。
 その時は積極的でなくても縁あって進んだ進路が結果的に一番良い進路であること、真っ白になった頭は、リセットして、他の問題に当たるのも大切なこと、あきらめないで行動すること。自分が失敗から学んで、次世代に伝えたいことは山ほどあります。

 よく考えると私の高校受験は43年前となり、大学受験も40年前となっていたのを考えるとまさに隔世の感があります。反抗したり、いじけたり、すねたりしていた当時の自分より、今の生徒たちの方がずっと人格者です。ただ、人間の心の持ちようの基本はたいして変わりません。当時の大学入試では共通一次テスト(史上初のマークシート入試、後のいわゆる「センター入試」)が導入され、浪人したため第1回と第2回を経験した際の話やさまざまなアクシデントが降ってきた話は、少し参考になるとよいのですが。数学の簡単なはずの大問一がなぜか解けなくなって他の問題を解き、あと10分と迫った時に適当に1を入れてみたら解けた3次方程式での30点がなかったら、おそらく私は今ここにいることなく、別の人生を歩んだことでしょう。
 まだまだ全員の進路が決まらないこの時期、各入試会場にいる皆さんに、遠くから励ましの思念を送ります。