給食日記

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1月15日(金)の給食
テキスト
★和牛ビーフカレーライス
グリーンサラダ
◎スイートスプリング
牛乳
【★和牛
 ◎特別栽培農産物】

今日のカレーは、高級食材である「仙台牛(黒毛和牛)A5ランク」を使ったビーフカレーでした。
厚みのある牛肉は、ほろほろ・トロトロ、とてもやわらかく、牛脂も溶け込んだコクのあるまろなかなビーフカレーで、生徒・教員ともに、大好評でした。

和牛には、厳しい取り決めがあり、黒毛和牛、無角和牛、褐毛和牛、日本短角和牛の4種類の牛だけを「和牛」と呼ぶことができます。(日本で育った牛がすべて、和牛というわけではありません。)
新型コロナウイルスの感染拡大で、深刻な影響を受けた食肉産業への支援事業として、農林水産省が学校給食での和牛肉の使用に補助金を支給する事業(和牛肉等販売促進緊急対策事業)を実施している中で、今回実現しました。

貴重な機会で1か月前より、お肉屋さんや調理員さんと打ち合わせを重ねてきました。今回のカレーはすね肉を24kg納品していただきました。すね肉は筋が多くて固いですが、煮込むと柔らかくなり、うま味成分がよく出るのが特徴です。今日は、お肉屋さんにいつもより早く納品していただき、納品されたらすぐに、牛肉が浸るくらいの水と赤ワインで強火で煮ました。給食室には圧力鍋はありませんので、いかに、釜でじっくり煮て、やわらかく仕上げられるかが、勝負だと考えていたからです。しかし、さすが、A5ランクの和牛ですね。1時間30分ほど煮たところで、すでに、やわらかく、とてもおいしく下煮できていました。(後でお肉屋さんに教えていただいたのですが、和牛を角切りに切って用意していた際、固そうな筋は念のため取り除いてくださったとのです。そのおかげもあり、よりやわらかく仕上がったのだと思います。心をこめて丁寧に下処理をしてくださり、感謝しています。)

ビーフカレーをさらにおいしく作るために、「あめ玉」にもこだわりました。約19kgの玉ねぎを、甘さを最大限引き出すことができるように、1時間30分以上炒めました。炒め終わったころには、約3分の1まで、量が減っていました。
そして、バターと油、小麦粉でブラウンルウを作りました。
また、鶏ガラと、野菜の端を入れて、ぐつぐつと煮て、濃いスープを作りました。
「あめ玉」とは別の玉ねぎとにんにくを油で炒め、別煮しておいた牛肉を加え、スープ、ケチャップやダイストマトなどを入れて、よく混ぜて、さらに煮て、カレー粉やガラムマサラなどのスパイス、ルウを入れて仕上げました。
(写真は、今日のビーフカレーを作っている様子です。)

給食準備中、「今日は黒毛和牛なんですよね!」「すごくおいしそう!」と、食べる前からとても楽しみにしている生徒が多くいました。給食時間には、「お肉がとてもやわらかくて、おいしいです。」「最高!」「どうやって、和牛を給食に出すことができたんですか。」などと、和牛ビーフカレーに関する感想や質問が多くありました。

この黒毛和牛の事業により、さらに2月に2回、「すき焼き風煮」と「ビーフシチュー」が出ます。今から楽しみにしている生徒も多くいました。
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R5 12月 給食だより

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