給食日記

タイトル
1月28日(木)の給食
テキスト
★♥長崎ちゃんぽん
★浦上そぼろ
★カステラ
牛乳
【★長崎県
 ♥1-2 リクエスト給食】

給食で日本の味めぐり「長崎県」です。
長崎ちゃんぽんは、1年2組のリクエスト給食です。

長崎ちゃんぽんの「ちゃんぽん」とは、さまざまな物を混ぜること、または混ぜたものを意味します。
給食の長崎ちゃんぽんには、あさり、いか、えび、豚肉、たけのこ、きくらげ、もやしなど魚介・肉・野菜と様々な食材を入れました。あさりと、いか、えびは下茹でをし、酒をふってくさみを取りました。スープは、特に魚介のうま味がしっかりと出ていました。魚介好きの生徒は、「今日は魚介がたくさん入っているから、うれしいです。」と感想を話していました。

長崎県は昔から外国との貿易がさかんで、中国やオランダ、ポルトガルと交流があり、色々な外国の文化を日本に伝えてきました。
「浦上そぼろ」とは、長崎県の浦上地区で作られた郷土料理です。ポルトガル宣教師との交流の中で生まれました。肉を食べる習慣は一般的ではなかった当時、日本人が食べ慣れている味付けで、千切りの野菜といっしょに炒めて作られたのが始まりです。(名前に「そぼろ」とありますが、挽肉が入っているわけではなく、細く切った豚肉や野菜を使います。)

カステラは16世紀なかば、キリスト教や鉄砲とともにポルトガルから長崎に伝わったお菓子です。ふんわりとして、しっとりとしたカステラを作るために、卵を1時間ほどミキサーにかけ、泡立たせました。カステラの底には、まんべんなくざらめを敷き、丁寧に生地を流し入れて、50分ほど焼きました。
焼きあがったカステラの拡大写真は、カステラの底側で、ざらめがたっぷりとついている様子です。
3年生の生徒が、「カステラがしっとりとしていておいしかったです。」「カステラの底のざらめもおいしかったです!」と、カステラの感想を話してくれる中で、卵を長時間ミキサーにかけたこと、低温で時間をかけて焼いたことを話すと、「そんなに時間をかけて作るんですね!知らなかったです。」と驚く生徒や、昨日ちょうどカステラを作った生徒がおり、「昨日カステラを作ったので、分かります。卵の泡立て、大切ですよね。ざらめの部分を少し変えて作りましたが、とてもおいしかったです。」と話してくれました。

今週は、全国学校給食週間で、毎日、昔の給食メニューや、東京、イギリスなど、特色のある給食を提供しています。明日は最終日で、石川県の郷土料理を紹介します。
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