給食日記
練馬スパゲッティ
スパイシー大豆入りサラダ
スイートポテト
牛乳
2年生は、技術の授業で、ペットボトルを使って大根を教室のベランダで育てていました。そしてちょうど今日収穫しました!
今日のスパゲッティに使った大根は練馬大根でした。約1mの長さに成長する、練馬区の伝統野菜です。幻の大根と呼ばれるほど、生産量が少ない珍しい大根です。普通の大根よりも引っこ抜くのがとても大変です。練馬大根は皮が薄く、肉質がしまっていて水分が少なく、たくあん漬けに適しています。練馬スパゲッティは、練馬大根とツナを使った練馬区の給食発祥のメニューです。
スイートポテトのさつまいもは、紅はるかという品種を使いました。東京都産の紅はるかです。紅はるかは、加熱するとしっとりとした食感になり、とても甘いのが特徴です。スイートポテトをラグビーボール形に成型した後、卵液をぬって、オーブンで焼きました。程良く焼き色がつきました。とても人気でした。
冬野菜カレーライス
豆腐サラダ
りんご
牛乳
今日は、人気メニューの季節のカレーです。
冬野菜のカレーライスには、白菜、大根、れんこん、かぶ、ブロッコリー、小松菜などの冬野菜が入っています。野菜の特性を考えて、ベストのタイミング、調理法でカレーに入れて作っています。例えば、味が染みるのに時間がかかる大根は、一度下茹でしています。白菜は水分を多く含んでおり、白菜を入れると、白菜の水分が出て、ルウがゆるくなり、水っぽいカレーになってしまいやすくなります。それを見こして、ルウの固さを調整します。旬の野菜は栄養素も豊富に含んでいます。
ちなみに、春は新たまねぎの形が残るようにしたり、夏はかぼちゃやなす、ズッキーニを油で揚げたり、秋のさつまいもは蒸したりなどの工夫をして作っています。
✎どんどろけめし(豆腐入りごはん)
ゼリーフライ(おからコロッケ)
✎卵入りにんじんしりしり
✎ひっつみ
牛乳
【✎国語:方言と共通語(1年生)】
今日は、教科と関連した給食でした。
1年生の国語の教科書に、方言と共通語が掲載されています。方言に関連した料理を紹介しました。
どんどろけめしのどんどろけとは、鳥取県の方言で雷という意味です。油で豆腐を炒めるときに雷のような音がします。
人参しりしりのしりしりは沖縄県の方言で千切りという意味です。
ひっつみは岩手県の郷土料理のすいとんです。手でちぎるという意味のひっつむという方言が由来です。
ゼリーフライは、埼玉県行田市の料理です。もともと、お金の小判に形が似ているので銭フライと呼ばれていたのが、なまってゼリーフライと呼ばれるようになりました。
1年2組はちょうど方言について国語で学んだばかりで、「どんどろけってどこの方言ですか。」「どんどろけってどういう意味ですか。」などと料理名への関心が高かったです。そして、名前の由来の説明が給食の放送で流れると、耳をすまして、集中して聞き取っている様子がみられました。
ごはん
さばのおろしがけ
じゃがいものシャキシャキ炒め
かんぴょうの卵とじ
牛乳
かんぴょうの卵とじは、栃木県の郷土料理です。栃木県は、かんぴょうの生産量、日本一です。
今日のサバは、「荒波寒サバ」というブランド登録された国産のマサバです。千葉県の銚子沖原産です。大根おろしがかかったさっぱりとした料理です。
ごはん
つくね焼き
野菜の香味醤油和え
かき玉味噌汁
牛乳
3年生は、午前中、音楽鑑賞教室でサントリーホールへ出かけました。1・2年生よりも給食を食べる時間が少し遅くなる予定でした。寒い中、学校に戻ってきた3年生に、温かい汁物を提供し、体が温まるようにと、給食室での3年生のかき玉味噌汁の配缶を1・2年生よりも遅くしました。
3年生に確認してみると、汁物はいつものように、まだ温かかったとのこと。
つくね焼きは人気でよく食べていました。