給食日記
チキンピラフ
★パスティス・デ・バカリャウ(タラのコロッケ)
★カルド ヴェルデ(ポルトガルのポタージュ)
牛乳
【★給食で世界の味めぐり:ポルトガル】
パスティス・デ・バカリャウは、鱈の入ったコロッケのような料理です。バカリャウとは、干し鱈のことです。干し鱈は、ポルトガルの代表的な食材で、干し鱈を使った料理がたくさんあります。
やわらかめの生地なので、普段のポテトコロッケよりも、揚げたときに形がくずれやすく、コツがいります。丁寧に成形し、油の釜に入れる量も少な目にして揚げました。
カルドヴェルデは、ポルトガルのチョリソーの入ったポテトポタージュです。
ごはん
✎鱈のチャンチャン焼き
小松菜のごま和え
✎いも団子汁
牛乳
今日は、「教科と関連した給食」です。2年生は社会科の地理で北海道地方を学習しています。今日は北海道の郷土料理であるチャンチャン焼きといも団子汁です。チャンチャン焼きは、魚と野菜を味噌で味付けし、焼いたものです。今日は、北海道でとれた真鱈を使用しています。ちなみに明日のポルトガル料理のパスティス・デ・バカリャウ(コロッケ)はスケソウダラを使用します。鱈は、日本でもヨーロッパのポルトガルでも、南米のブラジルでも、世界中でたくさんの料理に使われています。
いも団子汁は、じゃがいもで作ったお団子を入れた汁物です。もちもちとして、じゃがいものやさしい味わいのある団子です。900個丁寧に丸めました。
✎どんどろけめし
✎ゼリーフライ
✎卵入りにんじんしりしり
✎ひっつみ
牛乳
【✎国語:方言と共通語(1年生)】
今日は、「教科と関連した給食」でした。1年生の国語の教科書に、「方言と共通語」が掲載されています。今日は、方言やなまりに関係している料理を紹介しました。どんどろけめしのどんどろけとは、鳥取県東部から中部地域の方言で雷という意味です。豆腐が入った炊き込みごはんです。油で豆腐を炒めるときに雷のような音がするのが名前の由来です。人参しりしりのしりしりは沖縄県の方言で千切りという意味です。ひっつみは、岩手県の郷土料理のすいとんです。手でちぎるという意味のひっつむという方言が由来です。ゼリーフライは、埼玉県行田市の料理です。もともと、お金の小判に形が似ているので銭フライと呼ばれていたのが、なまってゼリーフライと呼ばれるようになりました。おからが入った、衣のついていないコロッケのような料理です。
ごはん
★くじらの竜田揚げ
じゃがいも炒め
鶏ごぼう味噌汁
牛乳
【★全国学校給食週間:昔の給食】
昨日は学校給食がはじまった、明治22年の給食メニューにちなんで出しました。今日は、昭和初期から中期の代表的な給食メニューであるくじらの竜田揚げを紹介しました。戦後は、捕鯨が推進されていたことや、低カロリーで高たんぱくなこともあり、くじら肉を使ったメニューが人気でした。
「くじら肉、小学校で食べたことがあります。」「昔の給食メニューとして紹介されました。結構固いんですよね。」という生徒が複数いました。
また、先生方の中には、くじら肉は懐かしい、子どものころの給食でよく出ていて、竜田揚げを楽しみにしていた、結構味が濃くて、それでごはんを食べる感じだった、などと話題になっていました。調理員さんの中にも、給食でよくくじらが出ていてい、肉じゃがや炒め物の肉もくじらが使われていた、などとくじらがいかに身近な食材だったかを教えてくれました。
★焼きおにぎり
★鮭の塩焼き
★白菜ときゅうりの浅漬け
☆芋煮
牛乳
【★全国学校給食週間:昔の給食
☆山形県】
1月24日から30日は、全国学校給食週間です。日本の学校給食の始まりは、明治22年までさかのぼります。山形県鶴岡町にある大督寺というお寺に開校された小学校で、貧しくてお弁当を持ってこられない子どもたちのために、食事を提供したのが始まりだとされています。当時、出されていた食事は、おにぎり、魚の塩焼き、漬物でした。今日は、昔の給食にちなんだメニューです。焼きおにぎりは、1つ1つ握ったあとに、醤油とごま油を表面につけて香ばしく焼きました。
汁物の芋煮は、給食発祥の山形県の郷土料理です。
今月の2階の給食の掲示物には、先生方の給食の思い出や、給食の歴史について掲示しました。
献立
給食だより
R5 6月 給食だより