給食日記

タイトル
7月31日(金)の給食
テキスト
高野豆腐と卵のそぼろ丼
沢煮椀
みかん入りアセロラゼリー
牛乳

今日は1学期最後の給食でした。
調理員さんとの朝の打ち合わせでも、「安全に気を付け、力を合わせておいしく作っていきましょう。」と話し、力が入ります。特に、新メニューのみかん入りアセロラゼリーはおいしく、きれいに作ることができるように、程よい緊張感の中で作りました。

そぼろ丼は、炒り卵とみじん切りにした高野豆腐や人参を甘じょっぱく煮て作りました。高野豆腐は大豆の栄養素がギュッと凝縮されています。

沢煮椀は、ごぼうやねぎ、大根を手切りで丁寧に細く切りました。野菜の歯ごたえが残るように、煮過ぎないように、時間に気を付けて野菜を加熱しました。ごぼうとコショウの香りも残り、風味豊かに仕上がりました。

デザートのみかん入りアセロラゼリーは、透明感があり、プルプルとした食感で、とても人気でした。ゼリーを持ち上げて見上げていたり、カップを揺らして、表面が揺れる様子を見ていたりする生徒が多くいました。顔を近づけて、よくよく見ている生徒がいたので、「どうしたの?」と聞くと、「いや、あまりにきれいなので。」とのこと。
「新メニューですよ。」と紹介すると、「また出してほしい。」との声が多かったです。「プルプル感が最高でした。1年生にもとても人気でしたよ。」と、先生にも教えていただきました。
廊下を歩いていると、1年生の女子生徒が、「毎日2品くらいおかわりしていますよ!今日もごはんとデザートをおかわりしたいけど、デザートがもしおかわりできてもジャンケンだろうな。ジャンケン勝てるかな。」と話しかけてくれました。
1年生は全体的によく食べており、また、片付ける際、お皿の上に食べ物を残さず、きれいに食べて、片付ける様子も見られます。
2学期は、保健給食委員会が集計してくれたリクエスト給食が数多く出ます。(今日は、2年生の生徒2人から、今月出た、わかめときゅうりの香味醤油和え、鮭のさざれ焼きのレシピを教えてほしい、とレシピのリクエストもありました。)
給食が楽しみの1つとなるようように、引き続き、調理員とともに努めてまいります。
1学期の給食のご理解・ご協力ありがとうございました。
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タイトル
7月30日(木)の給食
テキスト
ごはん
ホキのフライ
わかめときゅうりの香味醤油和え
生揚げの味噌汁
牛乳

給食時間に見回っていて、一番人気のある和え物なんじゃないかと感じるのが、今日出た「わかめときゅうりの香味醤油和え」です。
ごま和えや磯和えも人気ですが、わかめときゅうりの香味醤油和えは野菜が苦手な生徒も食べることができる、という印象です。実際に今日、普段は野菜が苦手で、和え物やサラダを残しがちな生徒がおかわりをしており、「この和え物なら食べられる。」と話していました。また、給食当番が最初に配る量が少し少な目で、ボウルに和え物が残ってしまった様子も見られましたが、「おかわりする人~!」と声をかけると、おかわりをする生徒が多く、ボウルは空っぽになっていました。
わかめときゅうりの香味醤油和えは、すりごま、長ねぎのみじん切り、にんにくのすりおろし、醤油、ごま油を合わせて加熱してたれを作ります。ごま油と香味野菜のにんにく、ねぎが野菜が苦手な理由としてあげられる野菜の青臭さを和らげます。ごはんにも合う味付けです。
(ちなみに、サラダは、ハーブチキンサラダや、チップスサラダなど、野菜だけではなく何かトッピングしてあるものが人気です。)

今日は、校内給食運営委員会を行いました。(会議の詳しい内容や資料は校長先生による学校ブログで、ご覧になれます。)また、1学期最後の調理員と管理職・栄養士による給食連絡会も実施しました。
2つの会議を通して、1学期の生徒の給食時間の様子、残菜量の結果の考察(生活リズム・運動量の減少、肥満度の増加、短い食事時間、意識の高さなど)、安全面・おいしさ向上のための調理の工夫・こだわって強化していること(特に1学期はだし・スープの取り方の研究を重ね、しっかりと旨味を感じる濃いだしを取ることができています。)などの意見交換をしました。
今学期は、例年とは違うスタートになりましたが、ご家庭のご協力・ご理解、臨機応変に対応してくださる納品業者の方・調理員のチームワーク、先生方の給食指導により、大きな事故なく提供でき、感謝しております。
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タイトル
7月29日(水)の給食
テキスト
チリビーンズドッグ
小松菜サラダ
ポテトポタージュ
牛乳

コッペパンに、チリビーンズをたっぷりはさんで、チーズをのせて焼きました。
加熱しすぎて、パンがパサパサにならないよう、焼き時間を調整しながら焼きました。チーズは程よく溶けつつ、パンのしっとりとした感じが残りました。

ポテトポタージュは最初に、じゃがいもと玉ねぎをスープでやわらかく煮て、その後取り出して、なめらかになるまでミキサーにかけて、別の釜に流し入れて、味を調えて作ります。給食のような大量調理では、一度にすべての量をミキサーにかけることはできません。家庭で使うミキサーに比べると、とても大きいですが300食分の量は入れることができません。
調理員さんは、じゃがいもと玉ねぎの具を釜からミキサーに入れられる分だけ食缶に取り、ミキサーに入れて回す、そして、別の釜に入れていく、という作業を10回以上繰り返しました。

2つの釜が写った写真は、ポタージュを作っている様子です。
右側の釜には、ミキサーにかける前のじゃがいもと玉ねぎが入っています。
左側の釜には、ミキサーにかけた後のなめらかなポタージュが入っています。このように、少しずつ中身を移しながら、作りました。
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タイトル
7月28日(火)の給食
テキスト
★ガパオライス
えび入り春雨スープ
★サークー・ガディ(タピオカ入りココナッツミルク)
牛乳
【★タイ】

今日はタイ料理を給食で紹介しました。
ガパオライスの「ガパオ」は、ハーブの名前す。ホーリーバジルというバジルの一種ですが、日本では、イタリア料理にも使われるスウィートバジルで代用して作られることが多いです。
鶏肉とバジルパウダー、ピーマン、赤パプリカ等をナンプラーを使って炒めました。ナンプラーは、タイ料理に欠かせない調味料です。魚を発酵させて作った「魚醤」で、スープや炒め物によく使います。
ピリ辛でごはんがすすむ味付けで、人気でした。

デザートのサークーガディのサークーはタイ語でタピオカ、ガディはココナッツミルクという意味です。
タイでは、ココナッツを使ったデザートが多くあります。例えば、カオニャオ・マムアンは、ココナッツミルクで炊いたもち米にマンゴーを添えたものや、カノムクロックという、ココナッツミルク入りの生地をたこ焼き用のプレートを使って焼いたものなどがあります。タイのデザートは、とても甘く、酸っぱ辛いトムヤンクンや、辛いグリーンカレーなどの後のデザートにぴったりです。しかし、普段食べなれていないと、タイのデザートは少し甘すぎると感じてしまうかもしれません。
今日の給食のサークー・ガディは、初めて食べる生徒や、ココナッツミルクをあまり飲んだことがない生徒もいると考えたため、食べやすいように、ココナッツミルクだけではなく、牛乳を多めに入れて作りました。
タピオカが好きでおかわりをする生徒もいれば、ココナッツミルクの独特な風味が苦手だという生徒もいました。タイ料理とは少し離れますが、タピオカミルクティーがいい、という生徒もいました。タピオカといえば、カラメル色素の黒いタピオカで、ミルクティーの中に入っているもの、逆に、ココナッツミルクに入っているものはとても珍しいもの、という印象を持っているようでした。
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タイトル
7月27日(月)
テキスト
★クワジューシー
★ツナ入り豆腐チャンプル
★アーサー汁
★黒糖ちんすこう
牛乳
【★沖縄】

クワジューシー(くふぁじゅーしーと紹介されていることもあります。)の「クワ」は「固い」、「ジューシー」は雑炊という意味です。豚バラ肉やかまぼこ、昆布、にんじんなどの具に豚の茹で汁で炊き込みます。
給食では豚骨でスープをとって、炊き込みました。
写真は、炊飯器で炊き込む前の具です。
炊き上がったクワジューシーは、普段の五目ごはんに比べて、豚バラ肉と豚骨スープによるコクがあり、油分でごはんもつやつやとしていました。

「チャンプルー」とは、沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味です。豆腐と様々な食材を炒めた料理です。今日はツナとニラといっしょに炒めました。
塩気もあり、ごはんに合う味つけでした。

アーサー汁も沖縄県の郷土料理です。あおさの磯の香りがする汁物でした。

黒糖はちんすこうは、主に小麦粉、黒糖、ラードを練り合わせて作りました。ザクザク・ほろほろとした食感でした。
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