本校では、各種検定を準会場として実施しています。本日は漢字検定が行われます。
運動会前日の6/2(金)は英語検定を実施しましたが、勉強不足だった、との声が聞こえてきました。英語科の昼休みの補習などは運動会前で利用しにくかったかもしれません。学校外での受験について各教科から情報提供していますので、ご家庭でご検討ください。本年度は三学期の漢字検定と数学検定は、例年受験者が少ないこともあり、本校での準会場実施を取りやめました。恐縮ですが、校外会場での受験を計画してください。
今年度から、港区は校外の会場受検にも補助金が交付されます。一回限りであるのは変わりませんので、どのタイミングで受験すべきか、よく考えて利用してください。
所要で故国に一次帰っていたNT(ネイティブ・ティーチャー)のアレキサンダー・ページさんが今日から復帰です。お帰りなさい。にこやかな笑顔が戻ってきました。
本校のもう一人のNTはマイケル・レーンさんで、先日の運動会の準備や片付けまできさくに手伝ってくださり、生徒・教職員とすっかり仲良くなってくれました。ありがたいことです。
アレックスさんがお休みの間、たくさんのNTが日替わりで補充に訪れ、生徒たちは新たな刺激のある期間でした。6/7に補充で来校したマイク・スペンスさんは、私の前任校のALTで、放課後の区の施策による学習機会にも講師として来ていた方で、再会を互いに喜びました。地域のイベントにも奥様・お子さんと参加してくれたのも思い出です。一緒に屋台でフランクフルトを焼いたり売ったり生徒と遊んだりの時間を過ごしました。
お知らせするのが遅れて大変恐縮ですが、今年度の「学校経営計画」は「学校概要」の中に格納されています。その部分をご覧いただければよいのですが、冒頭のみ以下に示します。
Ⅰ 教育目標と目指す学校像
新学習指導要領の理念を移行期となる学校現場の教育課程に反映させ、新しい時代の担い手を育成する学校の使命を全うするよう、改善を図る。多様性が特徴である公立中学校として生徒の育成を図り、改めて本校地域的特性を考慮した教育目標の内容を実現させる。
新学習指導要領の以下の冒頭部分を特に意識し、現時点では高い水準にある本校で、志ある人材の育成を目指したい。「一人一人の生徒が,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓き,持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる。」その期待に応えられる学校として地域連携を図り、理解・協力を求めていく。
新学習指導要領を踏まえ、港区教育ビジョン(H26.10)の基本理念《すべての人の学びを支え つなぎ 生かす》を尊重する。港区学校教育推進計画(H27.2)での目指すべき子どもの姿《夢と生きがいをもち、自ら学び、考え、行動し、未来を創造する子ども》を、学校・保護者・地域との交流の機会を増やし、意見を取り入れながら追究していく。
理念が実践に結びつくよう、港区研究奨励校指定を活用して校内研究を充実させ、外部からの人材登用を推進する。教員の指導技術の向上を図り、本来有している教員としての志を実現させるよう育成に努力する。生徒・保護者・地域、また広く社会から尊敬され、信頼される質の高い公立中学校の教師集団を目指して学校づくりを推進する。
四週間の長きに渡る教育実習期間(5/14-6/8)が終了しました。6/7(木)6校時に研究授業を実施し、6/11(月)生徒朝礼にあいさつに来校しました。本校の生徒たちから「ほめーる」が渡されるというサプライズがあり、村木実習生は感激の面持ちでした。
週末の試合で生徒たちが健闘し、これまでの練習の成果を見せてくれた様子がありました。保護者の皆様の熱い応援が、どんなにか励みになるか、改めて実感いたしました。それにしても生徒たちに成長が見られ、顧問の努力とあわせてまさに万感こもって感動させられます。力が出し切れるよう、引き続きご支援よろしくお願いいたします。
また、明日6/12(火)から定期考査一週間前に入るため、部活動は休止です。ただし、大会を控える部活動については、放課後短時間練習を行いますのでご了承ください。
サッカー部 夏季ブロック大会決勝トーナメント(5/27~6/17)
会場 尽性園グラウンド
5/27(日)12:45~○VS東海大高輪台中
6/10(日)12:45~●VS慶應中等部
バスケットボール部
6/10(日) 会場 :慶應中等部
女子9:00- ○VS青山中 男子13:00- ●VS慶應中等部
6/17(日)会場:高陵中 6/24(日)会場:麻布中
バドミントン部
夏季大会6/17(日)会場 男子・麻布中 8時30分開始
女子・東京女子学園中 8時30分開始
バレーボール部
6/17(日)港区夏季大会予選 会場 男子・芝中 女子・港南中
6/24(日)港区夏季大会予選(男女)会場未定
6/7(木)18:00-19:20
8名の地域の皆様をお招きして、ご意見を伺いました。様々な観点から学校運営にご協力いただく機会です。
学校の教育活動の現在にご理解を深めていただいた上で、改善の視点について協議しました。特に高陵アカデミーの在り方・三校学校行事の日程調整、特別支援教育の現状と将来、区教委への要望、また生徒のカバンの重さを何とかするために、持ち帰る教科書類を減らせないか、など学校生活の具体的な改善方法などに及び、大変有意義な場となりました。さっそく校内で話題にして、対応を検討いたします。
6/7昼休みに、本年度は初めてのJアラート対応の避難訓練を実施しました。できれば地下で窓がなく、シェルターがわりになる避難場所はなかなか難しいですが、本校の施設には存在します。
避難指示の放送に従い、学年ごとに、備蓄倉庫、更衣室、プール更衣室に素早く避難するという避難訓練でした。ミサイルや核攻撃にどのくらい効果があるか不明ですが、身を守る意識を育成することに価値があります。
晴天に恵まれ、気温の上昇が案じられましたが、生徒たちは何とか持ちこたえていました。ほぼ時間通りの進行ができ、運動会実行委はじめ係生徒が自主的に大変よくやってくれました。三年生が全力で臨む姿は良きモデルとなり、下級生たちの来年度に道を示してくれたかのようです。まだまだ課題があって当然の中学生たち、これからどんな成長があるのか楽しみです。
講評で触れた「順位に関わらず全力疾走」というのは日本的で、ある意味合理性に欠けるかもしれません。しかし高陵中生は、特に三年生たちが体現してくれたと心動かされました。「懸命にやること・自分を進歩させること」は、一人一人の問題ですが、集団としておおいに達成できた運動会でした。団体種目だけでなく、個人種目にもさまざまな感動があり、エピソードを語るときりがないほどです。
また、現在反省点をまとめています。さまざまにご意見をお寄せいただけますと幸いです。今年度は警備上の問題が挙げられ、以下の2点については、保護者の皆様にもご協力いただきたいところです。
1 昼食後の施錠した後の校舎内立ち入り
→3階多目的室を昼食会場として開放しております。生徒との接触はご遠慮いただいています。その後、見学目的とは存じますが、教室内立ち入りやベランダでの写真撮影があったようです。大変恐縮ですが、警備の都合上、ご協力お願いします。
2 校庭柵へのよじ登り
→係からの再三の声掛けにも改善が見られず、競技を中断して校内アナウンスに至りました。柵の強度は安全上保障できません。ダンスパフォーマンス撮影のためとはいえ、節度ある行動についてご協力お願いします。
運動会を明日に控え、保護者地域、関係の皆様には生徒たちの成長を見届けていただけますようご来校ご参観をお願いいたします。昨日実施した予行は曇天と気温に恵まれ、基本的に円滑な進行が認められました。明日は気温上昇が懸念されますが、水分補給と、帽子やテントなどでの日よけ、ミストマシンの活用などの対策を講じてまいります。
予行の講評で触れましたが、初めの長距離走競技の選手が全力で走る良い見本を示してくれ、以後だらけて走る様子がなく、進行したのではないか、と感謝したいです。後半に、リレーで差がついた走者が諦めた態度でゴールしたところ、すぐに周囲の生徒から、「最後まで!」と声がかかるのは高陵中生の現在の意識の高さが現れていたかのようでした。
運動会はある意味辛い行事です。すべての生徒が運動が得意というわけではありません。走力に自信がなかったり、集団に合わせた動きが苦手だったりする場合は、察して余りあるものがあります。しかし、誰にもできることがあります。懸命にやることと自分を進歩させることです。それを見届けるために行事は存在しているのです。結果を見るのではなく、その2点をご参観ください。
思春期の葛藤の中にある中学生が真面目に何かをやるのは、壁がありますが、それを集団の力で乗り越えていくのです。予行ではたくさんの間違いや修正点がありました。それは当然のことで、学校は間違う練習をするためにあるという日常の存在意義に根ざしています。進歩させた自分は、自分が一番わかります。ごまかしたことがあれば良心の葛藤に苛まれることでしょう。誰かが見ていて褒めてくれたら喜びは増幅することでしょう。また叱ってくれたら自分を見つめ直すことができるでしょう。生徒たちに先人の言葉にある「お天道様が見ている」という意味をもう一度考えさせ、全力で進歩する意識に期待したく存じます。