給食日記

タイトル
1月29日(金)の給食
テキスト
ごはん
ぶりのみぞれがけ
かぶときゅうりのピリ辛醤油和え
★治部煮
牛乳
【★石川県】

給食で日本の味めぐり「石川県」でした。
治部煮は、石川県金沢市の郷土料理です。カモ肉、または鶏肉を片栗粉でまぶし、金沢特産品のすだれ麩を入れることが特徴です。
すだれ麩は、金沢ならではのお麩で、その形と食感は他の麩とは違います。生地を「すだれ」に包んで茹でることからその名前がつきました。小麦粉の生地に米粉を合わせるので、独特の食缶があります。だしをよく吸うので、すき焼や煮物などによく使われます。
写真は切る前のすだれ麩です。
東京のスーパーではあまり売られていないので、すだれ麩を初めて食べる生徒が多く、「すだれ麩初めて食べました。少しもちもちとしていました。」と、すだれ麩を珍しそうに食べていました。醤油ベースのとろみのある汁に、たけのこや人参、里芋などを入れました。
ブリは、宮崎県の養殖ブリでした、水産物緊急対策支援事業の一環で、無償でいただきました。脂がのっていて、くさみもなく、少し甘めの大根おろしと相まって、とても好評でした。ごはんにもよく味付けで、ごはんの残菜も少なかったです。おかわりの声掛けに何人もが挙手している様子が見られるクラスもありました。
画像

タイトル
1月28日(木)の給食
テキスト
★♥長崎ちゃんぽん
★浦上そぼろ
★カステラ
牛乳
【★長崎県
 ♥1-2 リクエスト給食】

給食で日本の味めぐり「長崎県」です。
長崎ちゃんぽんは、1年2組のリクエスト給食です。

長崎ちゃんぽんの「ちゃんぽん」とは、さまざまな物を混ぜること、または混ぜたものを意味します。
給食の長崎ちゃんぽんには、あさり、いか、えび、豚肉、たけのこ、きくらげ、もやしなど魚介・肉・野菜と様々な食材を入れました。あさりと、いか、えびは下茹でをし、酒をふってくさみを取りました。スープは、特に魚介のうま味がしっかりと出ていました。魚介好きの生徒は、「今日は魚介がたくさん入っているから、うれしいです。」と感想を話していました。

長崎県は昔から外国との貿易がさかんで、中国やオランダ、ポルトガルと交流があり、色々な外国の文化を日本に伝えてきました。
「浦上そぼろ」とは、長崎県の浦上地区で作られた郷土料理です。ポルトガル宣教師との交流の中で生まれました。肉を食べる習慣は一般的ではなかった当時、日本人が食べ慣れている味付けで、千切りの野菜といっしょに炒めて作られたのが始まりです。(名前に「そぼろ」とありますが、挽肉が入っているわけではなく、細く切った豚肉や野菜を使います。)

カステラは16世紀なかば、キリスト教や鉄砲とともにポルトガルから長崎に伝わったお菓子です。ふんわりとして、しっとりとしたカステラを作るために、卵を1時間ほどミキサーにかけ、泡立たせました。カステラの底には、まんべんなくざらめを敷き、丁寧に生地を流し入れて、50分ほど焼きました。
焼きあがったカステラの拡大写真は、カステラの底側で、ざらめがたっぷりとついている様子です。
3年生の生徒が、「カステラがしっとりとしていておいしかったです。」「カステラの底のざらめもおいしかったです!」と、カステラの感想を話してくれる中で、卵を長時間ミキサーにかけたこと、低温で時間をかけて焼いたことを話すと、「そんなに時間をかけて作るんですね!知らなかったです。」と驚く生徒や、昨日ちょうどカステラを作った生徒がおり、「昨日カステラを作ったので、分かります。卵の泡立て、大切ですよね。ざらめの部分を少し変えて作りましたが、とてもおいしかったです。」と話してくれました。

今週は、全国学校給食週間で、毎日、昔の給食メニューや、東京、イギリスなど、特色のある給食を提供しています。明日は最終日で、石川県の郷土料理を紹介します。
画像


タイトル
1月27日(水)の給食
テキスト
ミルクパン
★コテージパイ
★スコッチブロス
◎りんご
牛乳
【★イギリス
 ◎特別栽培農産物】

給食で世界の味めぐり「イギリス」でした。英語のニール先生の出身地でもあります。
イギリスの代表的な料理は、フィッシュアンドチップス、ローストビーフ、スコッチエッグ、イングリッシュブレックファスト(食パン、卵焼き、軽く焼いたトマト、白いんげん豆のトマト煮、ベーコンやハム、ブラックプディングというソーセージなどのセット)などがあります。
さまざまなイギリス料理がある中で、今日は、コテージパイとスコッチブロスを紹介しました。

コテージパイは、イギリスの伝統的な家庭料理です。パイ生地を使わずに、ひき肉の上にマッシュポテトをのせた料理です。
スコッチブロスは、野菜や肉の他に、大麦やレンズ豆が入るのが特徴です。大麦には、加工方法によって押麦や、粒麦、丸麦などの形がありますが、今日は押麦タイプの大麦を入れました。
レンズ豆と押麦の食感を生かすために、レンズ豆も、下茹でした押麦も、スープの仕上げの段階に入れました。
2cm角の豚肉は早めに煮込んだことで、とてもやわらかく仕上がりました。セロリや人参、玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜に、ごろごろとした豚肉、ぷちぷちとした食感の押し麦やレンズ豆が入り、具沢山のスープでした。主に塩コショウのシンプルな味付けでしたが、それぞれの食材のうま味がよく溶け出した滋味深い味わいでした。

ニール先生もイギリスでコテージパイとスコッチブロスをよく食べていたそうです。特に、コテージパイはレストランではなく、いつも家で手作りのものを食べていたそうです。今回の給食のレシピを作っている際に、スコッチブロスには、押し麦だけではなく、レンズ豆も入ることを教えてくださいました。給食後は、「エクセレント!久しぶりに食べたがとてもおいしかったです。」と話してくださいました。
生徒達にもとても好評でした。押麦を指しながら「スープに入っているこれは何ですか。」「肉がとてもやわらかくておいしいです。」などの質問や感想がありました。コテージパイがおいしくて、おかわりしたい、という様子も見られました。1年1組、1年2組、1年3組、3年1組は、ミルクパン、コテージパイ、スコッチブロス、りんごの残菜率が0%で完食でした。
画像

タイトル
1月26日(火)の給食
テキスト
★深川飯
わかさぎのチーズカレーフライ
野菜のごま和え
★ちゃんこ鍋
牛乳
【★東京都】

給食で日本の味めぐり「東京都」です。
江戸時代、深川地区一帯は海で、あさりがたくさんとれました。深川地区は現在の江東区のあたりです。とれたあさりは味噌汁に入れたり、佃煮にしたりしていましたが、漁師たちは、あさりのむき身をさっと煮たものをごはんの上にのせて丼ぶりにした「深川飯」をよく食べていました。
給食では、ごぼうとあさりを甘辛く醤油で煮て下味をつけた後、お米といっしょに炊きました。
深川飯をお茶碗に盛り付けた後、のりをのせました。磯の香りがさらに豊かになりました。

ちゃんこ鍋は主に相撲力士が食べる鍋料理です。ちゃんこ鍋は鶏ガラでだしをとり、鶏肉を使うことが多いです。相撲では「手をつく」ことは、「負ける」ということなので、2本脚である鶏を使うことが多くなったといわれています。勝負への縁起を担いでいたのです。
給食では、手作りの鶏ひき肉の肉団子を入れて作りました。具沢山で体が温まるメニューでした。
画像
タイトル
1月25日(月)の給食
テキスト
★♥焼きおにぎり
★鮭の塩焼き
小松菜の塩昆布和え
☆芋煮
◎みかん
牛乳
【★昔の給食
 ☆山形県
 ◎特別栽培農産物
 ♥3-2 リクエスト給食】

日本の学校給食は、明治22年に山形県鶴岡町(現在の鶴岡市)の私立忠愛小学校で、貧しい子どもたちへのお昼ごはんを無料で提供したのが始まりです。戦争で一時中断しましたが、戦後の支援物資により、再開しました。この給食の再開を記念して設けられたのが、1月24日から30日の、「全国学校給食週間」です。

明治時代は、主におにぎりや、塩ザケ、漬物が提供されていました。今日の給食は、明治時代の給食にちなんで、焼きおにぎりと、鮭の塩焼き、給食発祥の山形県の郷土料理「芋煮」を出しました。
また、おにぎりは、3年2組のリクエスト給食でした。
醤油を入れて、ごはんを炊き、1人約200gのおにぎりを握って、ごま油と醤油を表面につけて、オーブンで焼きました。
画像

献立

タイトル

R5 12月 給食だより

R512月給食だより.pdf

画像
タイトル

R5 12月 献立表

給食だより

タイトル

R5 6月 給食だより