35人学級の議論を
2020年12月17日 15時44分 教育関係者としては悲願だった35人学級が、小学校だけとはいえの実現されたのはありがたい限りです。少しでも手厚い指導が小学校時代に行われることで、救われるこどもがたくさんいます。諸外国と比較して、圧倒的に多くのこどもを担当する日本の公教育では定数が改善されることで、ほとんどの教育課題が改善されるはずです。教員の個人的な努力でどうにかなるものではないことは明らかです。このままでは、日本の教育の将来は危険な状況なあることは、文部科学省が繰り返し訴えてきた極めて重要なことです。約40年ぶりの改善とはいえ、21年度から5年かけて少人数化に必要な教職員を確保するのですから気が長い話です。まして中学校ではいかばかりのものか。本日の日刊紙朝刊のトップ記事は各社差異がありますが、メディアリテラシーの授業で使える紙面構成です。各関係の皆様、どうお考えでしょうか。