学校ブログ

保護者会では評価の説明を

2021年4月13日 19時41分

 保護者会全体会では、新学習指導要領の実施と評価方法の説明を行います。中学校では進路決定を伴う大切な成績を、信頼できる方法でいかに算出するか理論と実践を交えて説明する予定です。
 3観点にまとめられたうちの「主体的に学習に取り組む態度」をどのように評価していくか、生徒も保護者の皆様も関心が高いことではないでしようか。すでに生徒には4/12(月)の全校朝礼で校長が例を挙げて簡単に説明しました。例えば、漢字や英単語、地理の用語を理解し、知識技能の能力をつけさせる学習活動を設定したとしましょう。小テストなどで、定着度は能力として測れます。この際の学習活動で、練習する途中経過で態度を評価することができます。練習したプリントを提出したかしないかで評価するのではありません。途中で「粘り強く学習に取り組もうとしている」「学習を調整しようとしていたか」を評価するのです。漢字や英単語をただたくさん書いていたり、用語の正解を写していたりするのは、むしろ評価できません。すでに自分が理解して覚えているものは、むしろ書かなくても良いのです。考えて練習し、工夫して効率的に練習している様子をいかに見とるのかが教員の評価の重点です。それぞれの教科の見方考え方を生かして、能力を高めるのが大切です。いかに教員の発語を控えて、生徒に考えさせる発問や指示を出すかが教員に問われます。