校内研修で評価研究
2021年7月15日 07時32分 7/14(水)校内研修会で理科研究授業と協議会を実施しました、2年3組の生徒はよく取り組み、校内での評価の在り方について貢献しました。
主体的に取り組む態度をどのように評価するか、研究授業の提案を元に、担当の指定された班を各教員が観察して協議する計画です。学習指導要領理科第一分野 2学年酸化と還元の指導事項をどのように学習させ、資質能力を育成するか、が基本です。さらに今回は緊急事態宣言の中、「対面で頭を寄せ合う実験は禁止」と制限の中で計画することを命じていました。この課題を元に、いかに生徒を面白がらせて、知識の伝達でなく社会との関連を意識させるかが見所です。
第一理科室の机の上には防護板が置かれ、各班で実験を行わず、班の分担に従って教員机の前に出て、実験の様子を実物投影機で拡大して全員に示しました。班の中の分担で説明する者、補助する者、板書する者等に分かれて取り組み、意見交流と個人の考察の時間を確保してワークシートに取り組ませました。
課題として指導目標の明示はあったものの評価規準の説明がなく、客観的を求めるワークシートでの発問設定を改善することとなりました。校長講評でそうした確認を行い、東京都施策連絡協議会資料をもとに東京都の方針を説明しました。社会が求めるのは知識でなく資質能力であること、ICT化の一層の進行、入試問題の変革等、どのように教員が取り組むか、保護者の皆様と連携していきたく存じます。