学校ブログ

土曜授業・生徒総会でも一往復半

2018年5月22日 08時33分

 5/19(土)は1校時授業参観、2校時生徒総会という内容でしたが、ご感想はいかがでしたでしょうか。「深い学び」を目指す各教科の指導法改善が本年度の研究主題です。単に活動させるのでなく、深い思考を伴う学習ができているか、という観点で、ご意見をお聞かせください。
 生徒総会では、原稿を読み上げるだけの形式から脱して、わからなければ質問を追加する「一往復半」の思考を体現する内容となりました。若干用意された内容の暗記という要素はありましたが、聴衆にとってよりわかりやすい活動内容の説明となったのではないでしょうか。中には用意した内容を忘れてしまう事態が発生しましたが、周囲の生徒から小声で「頑張れ!」の声がかけられたり、じっと静粛に発言を待っていたり、先生がそっと近づいて内容を助言したりするなどして対応する様子は、本校の温かさを感じさせてくれました。
 講評の中で触れましたが、「原稿は書いて用意したとしても、メモに直して『話す』」という基本を共通の認識にするよう校内で指導しています。実際の生活の中で、用意した原稿を読み上げるのは、公式な見解などのみで、多くはその場での対応が問われます。
 実際、質問答弁のやり取りの中で、生徒会長のYくんが聞こえなかった言葉を聞き返す様子が見られました。それでよいわけで、適当に聞き流さない誠実な対応だったといえるでしょう。すぐに可動型スピーカーの向きを変えるなどして対応した教職員集団にも、頼もしさを感じた一場面でした。