学校ブログ

入学式での光景

2019年4月10日 19時51分

 本日の一校時は全校学活で「体幹を鍛えるプログラム」による挨拶の方法と意義を生活指導主任から指導がありました。校長からは昨日の入学式を振り返り、準備に当たった苦労をねぎらったところでした。
 整然と行われたようでさまざまにドラマが存在していたのも事実です。高陵中の在校生と新入生の違いが出ていたのは、非常時の対応です。例えば、「在校生起立」の指示で立ち上がりかけた新入生がいた際、周囲の新入生はくすくす笑ったり、視線を交わして反応したりしますが、在校生はものともせず、整然と進行します。これは体験の度合いが大きいのですが、「何があっても冷静に対応してください」という学校側の言葉の指導だけでなく、生徒自身が行動に反映できるところが素晴らしいのです。懸命にやっている生徒が間違えても、周りは笑ったりすることは一切ないのです。体調を崩して別の部屋で休養が必要な時でさえ、教職員が素早く対応し、生徒は整然と式を進行させていました。とても思いやりがあり、素敵な行動であると感心させられました。と、いうのを一校時の全校学活の冒頭で話しました。高陵中の生徒たちは偉いなあ、と心から感じます。