百人一首大会・人権標語・三年生への贈る言葉
2017年1月14日 11時48分 「ちはやぶる」のブームで関心が深まる中、盛り上がりを見せた百人一首大会でした。チラシによるグループ戦で、学年学級対抗戦です。国語係・学級委員による運営も円滑でした。
本日は学年ごとの優勝クラスの表彰を行いました。1年1組 2年2組 3年1組 が平均枚数で争う小数点以下の激戦を制して勝利を収めました。
個人賞の表彰は後日行います。どうぞお楽しみに。
校長あいさつでは、
百人一首は平安末~鎌倉時代の天才・藤原定家の小倉山の山荘で選んだ秀歌集が初めであること
本来「小倉百人一首」であること
藤原定家は新たな美意識・価値観である幽玄有心の体現「見渡せば 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮」の作者であること、
カルタになったのは木版印刷が発達した江戸時代であること
上の句を読んだだけで下の句をとるというゲームは天才的な発想であること
今はゲームとして楽しみ、ほとんどが恋の歌である深い内容を、いつか味わってほしいこと
歴史的仮名遣いの基本に注意し、ルールの説明を受けてゲームとして楽しむこと
等を話しました。
校内では展示物も豊富です。書初めに加え、人権標語や三年生を励ます一二年生から贈る言葉もご覧いただきました。