「特別の教科道徳」の授業とワールドカフェ
2019年9月25日 09時33分 9/21(土)道徳授業地区公開講座を行い、2校時に「特別の教科道徳」の授業と3校時にワールドカフェ形式での協議会を公開しました。ご参加いただきました保護者地域の皆さま、ご協力ありがとうございました。授業内容と協議会について、ご意見をいただきたいところですが、例年ご参加が十分な数とは言えず、残念です。生徒の様子は、やはり見ていただくのが一番です。教職員のモチベーションも向上します。協議会のワールドカフェも意見を交換するにはふさわしい形式です。
教職員から「最後の論題の正解は何か」という質問に対して、校長の見解を述べる良い機会となりました。「話し合いの目的によるが、正解を求めるために話し合いを設定してはならない。他の意見を取り入れて自己の意見を発展させたり、強化させたりすることを重視してほしい。その変容や成長を評価すべきで、教員の顔色を見ながら正解を探るようなことを誘発する指導は厳禁である。話し合いによって自分の意見を必ず変える必要もなく、強化して自信を持つことがあってもよい。」と考えております。もちろん、その後の質問で「校長として道徳の評価の観点について個人的にはどう考えるか」が出たため、前述に加えて「励ます個人内評価が基本であること、温かく見守る長期的な成長をみとってほしいこと」などの説明と後日の資料提供などして教職員の研修としての深まりも感じることができました。