パラスポーツの理念
2019年12月19日 17時17分 本日のブラインドサッカー体験の中で、協会の大坪様と選手・パラ大使の葭原様の最後のお話が生徒の心にしみてくれたものと期待しています。「今日はブラインドサッカーの体験でしたが、それだけにとどまらないでほしい。他の障害を持つ人が、またそうでない人だとしても、何かに困っていたら、手を差し伸べて助ける気持ちを大切にしてほしい」、ということです。
今でこそ普通に言えるようになりましたが私の父は全盲で、私自身幼いころは苦労や葛藤がありました。当時のことを考えると、現在のパラスポーツの活躍は本当にまぶしく、嬉しいものがあります。それを受け入れる最近の社会の変化は感慨深く、障害を持つ皆様を心から応援したいです。教員という職業に就いて、あちこちの勤務校で障害者理解に取り組んできましたが、校長という立場になり一層、教職員・生徒たちに伝えたい気持ちが強くなりました。きっと若い力が世の中を変えていってくれる、そんな期待を皆様の力を借りながら、ささやかながら、実行を進めたく存じます。