学校ブログ

明日は運動会・5/12全体練習ではこんなことを 

2017年5月19日 17時40分

 5/12全体練習で校長の話がプログラムにあったのですが、出張で代読をお願いしました。昨年も出張・代読で申し訳ない思いが二年続いてしまいました。代読の内容は以下の通りです。さて、明日は本番、運動会をどうとらえてくれることでしょうか。

 「公立の学校である高陵中にはいろいろな個性の生徒がいる。社会の縮図だ。いろいろな個性がある中、集団生活をするのは辛くて当然だ。ここまでの運動会練習での集団行動があった。すでに数多くの我慢や苦労があったはずだ。集団行動に向いていない個性もある。しかし、高陵中で過ごすことで確実に成長している。そして、忘れてはいけない。多様な個性のために我慢している周囲の皆さん自身が、心豊かに成長しているのだ。よく受け入れて、集団をまとめてくれた。


人との関わりの苦労や我慢という経験は、集団生活の中でしかできない。とても貴重なものだ。はっきりした形にできない。しかし、日本の文化ともいえる運動会は、君たちの人間性に確実に幅を持たせてくれる。集団の協力を強制する行事をやり遂げた時に感じる喜びがある。仲間と共有できる価値あるものになるだろう。


先生方はそれを味あわせたい思いだけで、君たちを励ましている。


本校の体育科の先生方は、運動会の本質を皆さんに伝えている。以下の言葉を聞いたことがあるはずだ。『練習を全力でやる、最後まで走ることが大切だ。」「練習で失敗してもいい。だが、練習を全力でやらないと意味がない。本番で修正するために。』

運動会実行委員会はじめ、準備にあたる皆さんのおかげで運動会の準備が進んでいる。どうもありがとう。高陵中の生徒の一員として、試練を乗り越えてほしい。来週の本番に向けて、心から健闘を祈りたい。

全体練習に出張のために参加できず、申し訳ない。先生方に託して、皆さんの努力を期待する。」