学校現場でのICT対応のきっかけ
2020年4月13日 15時48分 学校の使命は「時間と空間」の共有である、といろいろな機会に申し上げてきましたが、新しい使命や展開が生じてきました。現在の社会状況が学校現場に、新しい試みのきっかけをもたらします。もちろん、試行錯誤を繰り返しながら、ではありますので、ご意見を伺えれば幸いです。
「地図は現地ではない」の例え通り、動画は学校そのものではないのですが、教育の世界に導入が遅れていた部分が、何らかの進歩が起きるでしょう。学校ホームページの活用は、容量やインターネット環境の問題などがありますが、港区教育委員会の支援で対応が進んでいます。生徒の将来につながるよう、学習の場を提供したい教職員に、新たな展開と注意が必要です。
現在、本校では4/7の緊急事態宣言を踏まえた港区教育委員会の方針を遵守し、対応に当たっています。4/3までは体育館での実施を考えていた4/6始業式を急遽、校庭で学年別に行い、4/7入学式の準備をしていたところで区の方針が見直され、5/7への延期が決まりました。良い機会でしたので、教職員と対応についてよく話し合いました。4/8には本校の対応の内容を決め、紹介動画を分担して録画、課題の作成を完成させることができました。4/9(木)からは、必要最小限の人員を除いて、在宅勤務を命じています。4/13(月)本日からは、ホームページからの発信、新年度更新の緊急メールのテストへ進んでいます。連絡用メールでのご相談についても返信を行い、Youtubeの限定公開のための緊急メール配信も新年度更新登録のテストを兼ねて実施しました。現在151名の登録にとどまっております。ぜひとも保護者の皆様264全世帯の登録をお願いいたします。生徒への教科書配布はほぼ終わり、取りに来ていただきました本人・保護者の皆様の協力に感謝します。
連日の報道に、心痛むことは多いですが、必ず道はあります。生徒の学習機会の確保に、ご支援をお願いいたします。