給食日記

タイトル
11月27日(金)の給食
テキスト
★♥鶏飯
★がね
小松菜のすりごま和え
★白玉団子の黒蜜きな粉がけ
牛乳
【★鹿児島
 ♥3-1 リクエスト給食】

今日は給食で日本の味めぐり、鹿児島県でした。
鹿児島県奄美大島の郷土料理「鶏飯」は、3年1組のリクエスト給食でした。調理員さんとも、郷土料理が選ばれ、珍しいですね!と話をしていました。2学期に出しているリクエスト給食のメニューは、7月に各クラスの保健給食委員会がアンケートをとって決めています。今日、3年1組の生徒にどうして鶏飯が選ばれたのか聞いてみると、クラスで決めているときに、昨年度の給食で出たのを思い出した生徒がおり、おいしかったよね、という話になり今回決まりました、と教えてくれました。

鶏飯は、奄美大島で江戸時代に南海の荒波をわたって見回りにくる薩摩藩の役人をもてなすために作られた料理です。蒸し鶏や甘辛く煮たしいたけ、卵などの具材をごはんの上にのせ、鶏ガラでとったこくのあるだし汁をたっぷりかけます。
給食当番は「え!ごはんにスープをかけるんですか。お茶漬けみたいですね。」と驚いていました。
がねは、さつまいもや人参、玉ねぎを細かく切って作るかき揚げです。衣に少し砂糖を入れるので、甘みがあるのが特徴です。鹿児島県の方言で「かに」のことを「がね」と呼びます。「かに」が足を出しているように見えるので、「がね」と名前がつきました。がねの外側はカリカリとして、中はもちもちとした食感でした。

デザートは、黒糖を使いました。黒糖は、とうきびを細かくカットし、圧搾機にかけて絞り出した汁を煮詰めてつくります。奄美地域や沖縄県の特産品です。今日は、白玉団子に黒糖から作った黒蜜ときな粉をかけました。

今日の献立は、炒り卵を作ったり、揚げ物があったり、約900個の白玉団子の成形があったりと忙しい工程の日で、事前に調理員と綿密な打ち合わせをしていました。いつも以上に気合いが入っており、チームワークよく、最後まで集中して調理することができました。
鹿児島で何度も実際に食べたことがある生徒から、「去年より鶏飯がすごい近づいて、本物の味!がねも売っているものと見た目が同じで、すごい!味も玉ねぎが入っているからおいしい、なじみの味!」と感想を話してくれました。
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献立

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R5 12月 給食だより

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