地域からの応援
2021年9月2日 07時21分 地域に見守られている、と感謝する場面があります。昨日引取訓練終了後、学校に電話があり、「中学生が車道に広がって下校していた。注意しても危険な様子があり、交通安全意識喚起を促してほしい。特に報告を求めない。」とのことでした。本日各教室ごとに全体に指導を行いました。ご連絡大変ありがとうございました。生徒たちの今後に役立てられます。
最近港区教育委員会に少数ながら寄せられるご意見には、匿名で「感染者が出ているので、行事を中止せよ」というものが散見されます。匿名性の衣を纏い、改善のための協議が失われていることに少々悲しくなりました。なぜ匿名にする必要があるのか。なぜ教育委員会に連絡する必要があるのか。何がその方を追い詰めているのか。コロナ禍の不安なのか、学校への反発なのか。各家庭のご都合と全体の教育活動をいかに継続するかは、両立しないのか。人間性はいかなるものか。いつから日本は匿名なら何を言っても良い国になってしまったのか。
改めて匿名で連絡したり拡散する皆様にお願いです。感染者が出ることは現在仕方のないことです。生徒の人権に配慮してください。特定することに注力すべきではありません。感染が拡大しない努力はしますが、感染防止に注意し、いかに教育活動を止めないかにご協力お願いいたします。規定に従ってご自身がその立場にあったら、を考えてご意見をお寄せください。学校への要求には不向きなやり方です。
また、以前の事例に「教育委員会に電話して学校のルールを変えさせたよ」とSNSに流して学年の生徒を動揺させた、というものがありました。生徒がどのような学習をするか、その先をお考えください。いったん拡がったSNS上の内容は完全には回収できません。またそのような方法で変更することは教育上良いことでしょうか。
学校に非があることは、すぐに正して改め、お詫びします。すぐに改善に励みます。まだまだ新型コロナウイルス対策とGIGAスクール構想の実現には試行錯誤が必要です。引き続きご意見をよろしくお願いいたします。