学校ブログ

生徒たちを迎える準備

2019年8月27日 13時56分

 都内で夏休みの時期は自治体によって様々です。すでに8/26から二学期が始まっている区市があり、二学期制をとっている場合は、通知表もこの時期でなく発行するなど多様化の時代です。高陵中の生徒の皆さん、それぞれの夏休みを充実させられたでしょうか。元気で始業式に出席してくれることを期待しています。ご家庭に生徒をお返ししたこの6週間でした。
 ところで、港区は8/31までを夏季休業日とし、三学期制を採用して一学期の終わりの終業式で通知表をお渡しします。しかも授業日でない夏季休業中に三者面談を行い、生徒の一学期の様子を三者で話し合います。教員には各種研修が設定され、自主的な学習会・研修会に参加する場合も多いです。夏に学会がある団体は数多いのは、参加率が高まるからですが、土日の設定で休暇の日に勉強に行くことになります。部活動は並行して行い、夏季休業中に新人大会のシード権大会を行うなど、なかなかハードなスケジュールなのです。相変わらずの「ブラック」です。
 先日NHK番組「ちこちゃんに叱られる」を見ていたところ、「夏休みは何のためにある?」という問いに、「先生が勉強するため」という答えがありました。解説の中で、文部科学省は明確な理由の記録がない、としてはいましたが、事実です。30年前と違う現実があります。まだまだ周知が不足かもしれませんね。
 中学校ですと「部活動を集中して効果を高めるため」とか、「施設の整備を行うため」とも説明できるでしょう。毎日あちこちで工事や清掃があり、なかなか調整は綱渡りです。用務主事は本当にあちこちの清掃や整備を汗だくで進めています。
 さて、生徒の皆さん、皆さんの二学期以降のため、学校全体で準備して待っていますよ。