国語教育の発信
2019年11月15日 11時16分 第48回全日本国語教育研究協議会東京大会 第62回全関東地区日本国語教育研究協議会東京大会が開催されています。11/14(木)六本木ヒルズハリウッドホールで全体会、基調提案、文部科学省講話、記念講演、理事会、レセプションが行われました。本校保護者の皆様に会場案内、受付をご担当いただき、誠にありがとうございます。文部科学省講話は初等中等教育局教育課程調査官 杉本直美先生、さらに記念講演は、「中学校国語教育に期待すること」と題した国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長・教授 一般社団法人 教育のための科学研究所 所長・代表理事 新井紀子先生にお願いしました。国語教員の現状分析とこれからの指針が示され、大いに刺激となりました。私は特に評価の設定に触発され、現場の課題があることを痛感しました。例えば教科書が読めずにAIに仕事を奪われる原因は、テスト問題が穴埋め式になって関係する用語の検索になっているのではないか、という問題があります。すでにチェス囲碁将棋の分野では、検索スピードで人間はかないません。一問一答のクイズではなく、読む行為に思考を鍛える日常を設定する必要があります。「そのうち」「以外に」を読み取れないAIに勝つにはこれからの学校で行う教育課程に工夫が必要です。11/15(金)は高陵中生徒と授業提案者が、その課題が超えられるが、ご期待ください。