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学校ブログ

2/15夢!自分!発見プログラム

2017年2月16日 16時06分
報告事項

2/15(水)午前中いっぱいの時間で1年生が、コミュニケーションスキルを高める「夢!自分!発見プログラム」を体験しました。進路指導・キャリア教育の一環として、将来に生きる内容でした。
 ご協力いただいたのは、進行役のNPO法人 キーパーソン21(代表理事 朝山あつこ様)の皆様6名と、研修の一環で講師として生徒たちに対応してくださったスカパーJSAT株式会社(広報・IR部長 鈴木鋭美様)の皆様18名です。さらにはスカパーJSAT取締役副社長 仁藤 雅夫 様の「職業人講演」まで組み込まれたプログラムです。目的は以下の通りです。

 1 大人とのコミュニケーションを交わす経験から、「言葉遣い」「態度」「熱意」「論理性」「愛嬌」という要素を体感的に身に着け、自分自身に自信を持つきっかけを作る。
  2 多様な生き方や価値観を学び、将来の生き方や仕事について考える。

 コミュニケーションゲームは、三つの関門に分かれ、大人の講師を相手に
伝える →病気で休んでいる友達の家を訪ねて、家族に配布物を届ける
尋ねる →修学旅行中に京都市内にいる町の人にスカパー寺への道を教えてもらう
お願いする→兄弟姉妹が保護者に携帯電話を買ってもらう設定で交渉する
 それぞれ講師から点数をつけてもらい、たっぷりほめてもらうチーム対抗戦でした。かつて中学校国語科教員だった時の「話す・聞く」で似たような設定で授業開発していたころを思い返して見ていました。終了後、生徒たちの感想や直接聞いてみた答えからみると、生徒たちは十分楽しめたようです。真剣に説得にあたる様子は、自己表現を工夫し、十分目的を果たせたように受け止められました。また、生徒に対してくださった皆様ご自身が、生徒たちの成長を感じ、やりがいを感じてくださったようです。成果を共有する場にも同席しても、二回目の講師役、他校でも体験したという方もいて、本校の生徒たちの様子に感心しきりでした。生徒たちとのやり取りを、ずっと見ていましたが、きっとそう感じてくださっただろうと納得できました。
 「職業人講話」も、通信衛星事業の壮大な希望と、ご自身の幼少時からのエピソードを紹介いただき、生徒からの質問も相次ぎました。大いに触発されたようです。
 ご支援・ご協力いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。

2/13校長講話2

2017年2月16日 08時00分

  全校朝礼の校長講話の続きです。内容を加筆し、生徒により詳細が伝わってくれることを期待しております。
 今年度、校長会人権教育担当のため、区内のみならず都内外さまざまな機会に私自身研修し、認識を新たにしたことが多くありました。「正しい認識」「違いを認める」という基本に沿って、周知に努めたく存じます。
 差別という感情の根深さは、人間の性(さが)なのか、現代にも被災児童・生徒に対する心無い仕打ちがニュースになることがあり、悲しくなります。どのように温かい心を育てていくべきなのか、家庭・地域と学校が話し合い、共有していく機会が必要ではないでしょうか。
 正しい認識、という点では、二学期に国立ハンセン病資料館・国立歴史民俗博物館での例を生徒に伝えました。先週の都教委・人権教育推進校 芝浦小学校の研究発表会で講演があったハンセン病への認識は、伝えたいことの一つです。ジブリ作品「もののけ姫」の中にも、患者の姿が描かれていますが、作者・宮崎駿は資料館近くの在住だった縁があり、ハンセン病への理解者として、メッセージを発しているのです。かつて「恐ろしい伝染病」「治らない」といった誤った認識が隔離政策を招き、極めて弱いらい菌の感染力と特効薬の発明が知られることはありませんでした。いわれなき差別で人権が無視された歴史を中学生に伝えることは、価値あることではないでしょうか。元患者の皆様が、資料館近くの「多摩全生園」敷地の森を守り、地域住民と交流して後世に伝えていく努力をしている重みを、何とか知らせたいものです。最近ですら、関係団体宿泊拒否のホテルがあったこと自体、正しい認識の大切さが周知されるべきことを表しています。人類という種は、差別という卑しい心から脱出できないのでしょうか。次代を担う中学生たちに託す前に、まず大人から行動しないといけません。
 本校生徒会企画の「ほめーる」の取り組みは、心温かな実践です。発想も、継続しているところも価値があります。素晴らしいと感心させられます。

人権教育の話題・2/13全校朝礼校長講話1

2017年2月15日 08時00分
報告事項

 2/13(月)の全校朝礼で話しました内容に加筆して、改めて人権教育についての話題をお知らせします。
 先週は各校の研究発表会や、人権教育に関係する会議や研修が重なり、心動かされることの多い週でした。本校では人権標語の作成にも取り組み、日常からさまざまな機会で人権を尊重する教育を行っています。とはいえ、私自身が教員として認識を新たにしたり、かつての自分になぞらえて反省したりすることは、恥ずかしながらいまだにあります。校内でも十分周知していますが、教員に助言する機会も同様です。また、保護者・地域の皆様にもご協力をお願いすることでもあります。偏見・差別を解消していくために人権感覚を養う重要な視点は、「正しい認識」と「」違いを認める」ことです。それを伝えていくのは、学校の使命です。
 例えば、LGBTについて、生徒に知っている言葉であるか、朝礼講話の中で聞いてみたところ、3年生から多くの挙手がありました。正しく認識できていたら大変うれしいことです。LGBTはセクシャルマイノリティ(性的少数者)を意味する言葉で、この問題で現在悩んでいる人の割合は7.6%いるとされ、13人に1人が該当します。先日私が参加した研修では、3人の若者が、それぞれ心と体の不一致に悩んできた体験を語っていました。真面目に社会や家族との接点を考え、前に進もうとしている姿に心打たれるものがありました。私自身、かつての教え子からカミングアウトされたことを思い出し、重ね合わせて感慨深く聞き、生徒たちに伝えていくことの大切さもまた痛感したのです。
 もう10年以上も前のある日の放課後、当時の勤務校に一人の卒業生が訪ねてきました。担任をしたわけでもなく、授業を担当していたわけでもなかった生徒でしたが、連合行事や日常の中で言葉を交わしていたのを懐かしんで会いに来たと言っていました。久しぶりに会ったのですが、私が知っている姿とは様子が変わっていました。「ところで、何かあったの?」と聞いてみるとその卒業生は、女性の体に生まれたが、男性の心を持っていたことについてとつとつと語り始め、長いこと悩んでいたことにけじめをつけ、家族や周囲の理解を得て、自信を持って本来の自分として生きていくことにした、ときっぱりと決意を述べて結んだのです。私にまで話してくれたことに礼を言い、励まして別れた時からすでに長い時間が過ぎました。語ってくれた重みに対して、心の葛藤への理解を広めていく努力を、教員としての私は十分にしていたのか、と自問自答したのです。
 公立学校の使命とは、生徒たちの多様性を認め、励まし、育てていくことです。しかし、なかなか十分には対応しきれないことも数多くあります。それでも、違いを認めていくことの基本は忘れずにありたいものです。生徒にはさまざまな相談機関の資料を配布済みです。もちろん、直接相談できる環境が本校にはありますので安心してください。

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