来週から学校生活がまた一つ段階を踏んで進行します。現在8/25-9/4まで40分×7時間の特別時間割で授業を行ってきました。学校生活再開を少しでも抵抗を少なくしようとの考えです。6.7月中は40分×8時間でしたので、生徒たちは少し気分的に楽だったようです。朝三暮四の例えを引くのはよくないかもしれませんが、9/7(月)から50分×6時間の授業です。
40分×8=320分 40分×7=280分 50分×6=300分
さて、生徒の皆さん、季節に合わせて実施したいろいろな学習スタイルはどの形式がよかったですか。2学期が8月から始まる「特別な夏」は、夏休み明けの生活を取り戻すことを優先してきましたが、これからオンライン授業の試みも始めます。一斉授業だけでなく、分散登校での少人数授業、タブレットを活用した授業、様々な教室を活用した授業の在り方をここまで進めてきましたが、いろいろな形で学ぶのは、いかがでしたか。
「ほめーる」とは、本校生徒会活動の特色ある活動の一つです。毎週一人の生徒に対して学級の全員が励ますメッセージを書き、生徒会役員、生徒会担当教員、担任がチェックして表紙を付けて装丁し、プレゼントする、というものです。コロナ禍の学校で過ごす時間と空間が限られる中、活動を続けています。
関係の皆さん、どうぞよろしくお願いします。
国が改訂を行っている「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』~」を踏まえ、港区教育委員会で換気方法の見直しがありました。とはいえ、本校のこれまでの対応とほぼ等しく、改めて確認した次第です。港区から「教室の窓は常時開放することが原則だが、エアコン使用時に窓を開けて授業を行うと夏季は室温が下がらないことによる熱中症リスクが想定され、冬季は教室内が暖まらないことが予想される。」との指摘があり、以下の対応をとります。もったいない症候群の私・校長は、教室巡回でエアコンのスイッチを切って回ることが多く、「お願いだからエアコン19度設定のままドア・扉全開で教室移動するのはやめてください」と板書することもありました。部屋よりも胆が冷えます。
最近は授業中や給食中に開放している扉を10センチ残して閉めて回り、「冷房を効かせような」と声をかけ続けます。無駄はやめましょう。また、校内から意見が出て、「ドアを常時開放すると冷房効果が低まるので、密閉して教室を冷やし、30分おきに全開で換気させてほしい」とのことで、もちろん認めました。要するに感染防止と学習環境確保を両立させたいだけです。無駄遣いはせずに。
1 教室の換気の原則
気象条件に応じて可能な限り、教室のドアや窓を原則として常時開放
換気設備を設置している学校は適切に使用
換気はエアコンなどを使用している際にも必ず行う
2 エアコン使用時の換気
窓を常時開けることが困難な場合は、こまめに(30分に1回以上、数分間程度窓を全開にする)、2方向の窓を同時に開ける。
高陵中の次代を担う人材育成の場である生徒会役員選挙が、9/18(金)6校時に行われます。現在、選挙管理委員会の準備と、立候補者、推薦者の決定へと進行しています。
この行事の目的は以下の通りです。
1 高陵中学校生徒会の一員としての自覚をもち、より良い学校生活を築くための意欲を高める。
2 生徒会組織や生徒会活動への理解を深め、積極的に参加しようとする態度を育てる。
3 実際の選挙に使用されている投票箱や記載台を使うことにより、将来に向けての選挙についての関心を深めさせる。
9/10(木)から選挙活動が始まります。感染防止のための対策を行い、十分注意させますが、お気づきの点がありましたらお知らせください。
猛暑の校庭を少しでも冷やそうと、体育の時間や昼休みにミストマシンを稼働させております。涼しげです。と、思ったら、本日の昼休みの雨が急に落ちてきて、撤収でした。
8/31(月)高陵アカデミーこどもサミットが笄小学校で行われ、生徒会役員5名が参加し、会を進行しました。本村小学校、笄小学校の児童会代表の皆さんと交流し、互いの活動報告を報告し合い、これからの活動のアイデアを話し合いました。このような状況下でありながら、参加した皆さんはきちんと発言内容に耳を傾けて質問したり、前向きに話し合ったりする姿が認められ、頼もしい限りでした。アイデアは各校に持ち寄り、実現を検討する予定です。
昨年度、公益財団法人 日本教育公務員弘済会の「学校図書助成」事業に応募したところ、この度東京支部より連絡があり、ありがたいことに希望した図書セット寄贈が決まりましたので報告します。
校長と学校司書の連携が実ったか、10万円相当の書籍を寄贈していただけたこと、大変ありがたく、関係の皆様に心から感謝申し上げます。
かねてから希望していた、いわゆる名作とされる文学作品の英訳版や、「やさしい英語のことわざ」、「中学英語で話そう日本の文化」等のシリーズ、「覚えておきたい基本英会話フレーズ130」「完全独学!無敵の英語勉強法」「図解でわかる14歳からのAI」「たのしくまなぶPythonプログラミング」「世界が変わるプログラム入門」等、新しい知見が広がる図書が開架を待っています。どうぞお楽しみに、図書室へ来てみてください。
文部科学省からのメッセージの通り、学校は区教委・保健所と対応して対応に当たり、心のケアを中心とした教育活動を行います。
学校再開後の現在、基本的に以下の対応を取ります。
Ⅰ 感染者となった場合
1 職員・生徒
感染者の接触範囲が広い場合→施設全面休止(2週間)を通知
感染者の接触範囲が限定的な場合→施設部分休止(2週間)を通知
2 保護者
通常の感染防止策を徹底、特段の対応はなし→通知・対応なし
当該生徒は利用休止、健康観察二週間
Ⅱ 濃厚接触者となった場合
通常の感染防止策を徹底、特段の対応はなし→通知・対応なし
濃厚接触者となった本人は、自宅で外出を自粛する
保護者・地域の皆様には、ご理解・ご協力の程、お願いいたします。
文部科学大臣からのメッセージとあわせてご確認ください。
03_保護者や地域の皆様へ.pdf
二学期始業式8/25(火)という「特別な夏」、この一週間、校内で生徒の心配される大きな変容は今のところありません。落ち着いた生活ぶりは、ご家庭のご指導の賜であろうと感心させられます。
40×7の授業設定、体育着登校の奨励、生活アンケートの実施とあわせて、なるべく生徒の抵抗を軽減させるよう配慮して再開しした2学期です。
とはいえ、短いながら夏休み明けのこの時期、何もないわけはないでしょう。校内での連携を注意深く行い、生徒の変容・変化に対応して指導を行う場合がありますのでご協力お願いいたします。お気づきの点はご遠慮なくお知らせください。
8/28(金)3校時、2年2組で国語科 大島彰人が研究授業を実施しました。
単 元 名 「言葉の力」大岡 信 (光村図書2年)
本時の目標 ・本文を読み取り、筆者の意見に対して考えを整理する
・本文の内容を分かりやすく整理するためワークシートを用いて確認している。
生徒たちが大変協力的に取り組み、まじめにに考えて教員に協力しようとしていました。始まる前のホームベースでビデオカメラを設置している校長に、興味を示して話しかけてくる様子は、安心させられる一面を見せてくれたかのようです。
さて、教員に一番大切なのは、「生徒たちに伝えたい」という熱意です。これからに期待される人材には、指導技術や心構えを伝えたいです。新規採用者は課題があって当然ですが、技術を身に付けることで生徒が学習する内容の質量が変わってきます。目標の一本化、評価規準の明示、指導の流れの説明、教師の音読のポイント、生徒に正対して板書、そして、教員は発語を控えること。生徒が考えるための発問、指導助言の視点、伝えたいことはきりがありませんが、本人が自覚してつかみ取ることが肝心です。課題を生徒たちとともに解決してほしいところです。
メディアで取り上げられ、すでに周知が進んでいるとは存じますが、「緊急情報」に掲出しました通り、文部科学大臣からメッセージ発せられました。
01_児童生徒等や学生の皆さんへ.pdf
いずれ感染者がでることは避けられず、その際にどのような対応をすべきかが大切です。この数か月、様々なご意見をいただいた保護者の皆様も不安が大きかったこととは存じますが、学校の役割をご理解いただき、一層のご協力をお願いするばかりです。生徒、保護者の皆様には、参加しない多様性を認めつつ、学校は「いかに安全に教育活動を行うか」を目的に活動します。
学校だけでは受け止めきれない時代ならではですが、以下ご参照ください。
04_【参考資料】新型コロナウイルス感染症を理由とした差別や偏見などでつらい思いをしたら.pdf
本来でしたら8/25(火)は東京2020大会パラリンピック開会式が行われていたはずです。大会にはたくさんのポランティア登録があり、大会を支えてくれていたことでしょう。実は、本校にもボランティアとして参加を予定していた皆さんがいました。
3-1 OKさん 3-2 KAさん 2-1 SKさん 2-2 KYさんです。
自分ができることを行動に移した精神は、尊いものがあります。この度、東京都教育委員会から本人たちに、御礼と励ましのメッセージが届きました。たった一枚の紙ですが、素敵なことですね。その一節には以下の記述があります。
「感染症の拡大が懸念され、ボランティア活動が難しい状況の中、皆さんが、今までに醸成してきたボランティアマインドを生かし、自分たちにできることは何かを考え、準備する期間としてほしいと思います。」
今は、いろいろなことを「準備する期間」です。その時は辛いようでも我慢する心は、次への耐性を育て、視点を拡げ、人間を大きくします。
学習支援員の小関洋子先生には、昨年度来お世話になっておりましたが、この度、勤務の都合で交代となりました。これまでのご指導に感謝申し上げます。
新しい学習支援員は、稲井健斗さんです。昨日始業式後からの出勤だったため、学校案内代わりに一緒に学活中の教室を回り、生徒たちに紹介しました。近い距離でご挨拶いただいたので、生徒の皆さんにもよく顔がわかったことでしょう。でも、マスクが邪魔でしたでしょうか。毎火曜日の勤務です。どうぞよろしくお願いします。
現在、登校時の検温チェックに人員を割いております。健康カードの提出で担当の先生方が声をかけるのは本校ならではです。校門でのあいさつは校長だけで、週番の生徒と登校してくる生徒たちに声をかけるのは、実は私にとって楽しみで、浮かない顔の生徒や、前日の報告で心配だった生徒が登校してくると、つい個別に声をかけてしまいます。月に二回だけ、朝のあいさつに立てない日があり、一日が物足りない気がしてなりません。
本日はたまたまその日で、全日中(全日本中学校長会)編集部会で、8:00からの会議を終えて急ぎ足で出勤してくると、2年生たちが男女共修の体育で、校庭でのソフトボールをしていました。校門を入るや否や2年生たちの何人かが「おはようございます!」と声をかけてきました。もちろん、「おはようございます!偉いね、あいさつできて!」と返して通過した次第です。ふだん私が面と向かって「おはよう!」と言っても、不思議そうな顔をして通り過ぎていく場合が多かった2年生諸君が、あいさつができて、何ともうれしい限りでした。